2011年8月13日土曜日

『What Is Idol?』vol.4 内容紹介 その2

 ぼやぼやしてたらコミケが始まってしまいました。その間何をしていたかといえば当日配布するペーパーを作っていたのですが、それもまだできてない…
 さておき。このエントリでは個人原稿を紹介します。
  • report with tengal6(肉彦
  • 終わりなき革命を生きろ!(sayuk
  • 誰得・俺得 フィノリアファクトリーのススメ(メイヤン
  • メロン記念日再結成について(せきね)
  • やっぱりCDは株券ではなかった(肉彦)
 今回はゲスト2人を含めて、5本の個人原稿があります。
 「report with tengal6」は、清純派ヒップホップユニット・tengal6のライブレポートを中心とした1本。現場に足を運びながら、tengal6に魅了されていくようすがわかります。
 「終わりなき革命を生きろ!」は、ももいろクローバーについての文章をsayukさんに依頼して、書いていただいたものです。sayukさんがミニコミ「Girls' Comic At Our Best!」で少女漫画について語るのと同じ手触りで、ももクロという体験が綴られています。
 『アイドル領域』にも参加しているメイヤンさんが、そちらでは書けないような文章を思うがまま書いてくれたのが「誰得・俺得 フィノリアファクトリーのススメ」。フィノリアファクトリーとは Rizumu、 Survive-ZERO choice?を擁する事務所です。この3組のライブ・楽曲・物販の楽しみ方を、ストレートに紹介しています。
 「メロン記念日再結成について」は、4月16日に募金イベントのためにメロン記念日が「再結成」されたことを軸に、せきねが思うところを書いた短いエッセーです。
 「やっぱりCDは株券ではなかった」 では、2011年の現在、アイドルのCDがどのような価値をもつものなのかを、菊地成孔『CDは株券ではなかった』を引きつつ考えています。

 執筆者の主観から出発したこれらの文章は 、「読んでも書いても楽しい」一冊を目指す『What Is Idol?』にとって、まさにコアとなるものです。どこかひとつでも引っかかるところがあれば、ぜひお手に取ってみてほしいと思います。